姿勢を良くしたい。
そう思って調べると、整体もパーソナルジムも、どちらも「姿勢改善」をうたっています。
どちらに行けばいいのか、迷うのは当然です。
結論から言うと、どちらが正しいかではなく、役割が違います。
整体は、崩れた今の位置を「戻す」場所です。
トレーニングは、戻した位置を「自分で保てるようにする」場所です。
この違いを知っておくと、お金も時間も、無駄にせずに済みます。
整体で整えても、姿勢が戻ってしまう理由
整体を受けたあと、身体が軽くなり、姿勢がすっと伸びた感覚になった経験がある方は多いと思います。
それなのに、数日たつと、また元の姿勢に戻っている。
これは、整体の効果がなかったわけではありません。
首が前に出る姿勢についての研究をまとめた報告でも、手技による施術は短期的には効果がある一方で、効果を長く続かせるには運動が必要だと整理されています。
理由はシンプルです。
姿勢は、骨の位置だけで決まっているわけではないからです。
その位置を支える筋肉が働き、さらに脳が「これがまっすぐだ」と感じ取れてはじめて、姿勢は保たれます。
外から位置を戻しても、支える筋肉がサボったままで、脳の基準も崩れたままなら、身体はいつもの楽な位置に帰っていきます。
筋肉の綱引きで言えば、負けている側の筋肉が弱いままでは、元に戻るのです。
渋谷で働く人の姿勢に多いこと
渋谷で働く方の身体を見ていて多いのは、ノートパソコンやスマートフォンに向かう時間が長く、頭が前に出て、背中が丸まったまま固まっているパターンです。
移動も多く、重いバッグを片側の肩にかけ続けている方も少なくありません。
この状態が続くと、首から肩、背中の上のほうはいつも緊張し、反対に、背中で肩甲骨を支える筋肉や、お腹の奥で身体を支える筋肉は、ほとんど使われなくなります。
緊張している側と、働いていない側。
この差が大きいほど、整えても戻りやすくなります。
姿勢が定着するまでに必要な3つのこと
姿勢を本当に変えるには、次の3つがそろう必要があります。
- 緊張をゆるめるこり固まって位置を引っ張っている筋肉の力みを抜く
- サボっている筋肉を働かせる背中やお腹の奥など、位置を支える筋肉が使える状態に戻す
- 正しい位置を、身体に覚え直させるその位置を「まっすぐ」と感じられるよう、動きの中で何度も確かめる
整体が得意なのは、主に1つ目です。
2つ目と3つ目は、自分の身体を動かさないと身につきません。
姿勢改善で遠回りしないためには、ここまでを一続きで考えることが大切です。
B-side GYM の考え方
整えることと、保てるようにすること。
姿勢は、その両方がそろってはじめて定着する。
整体とパーソナルジムの、上手な使い分け
使い分けの目安をまとめます。
- 痛みが強いとき、しびれがあるときは、まず医療機関へ
- 強い張りやこわばりを一度ゆるめたいときは、整体やマッサージ
- 姿勢を戻らないものにしたいとき、自分で保てる身体にしたいときは、パーソナルトレーニング
どちらか一方だけが正解ということはありません。
ただ、整体に通い続けているのに姿勢が変わらない、という方は、「戻す」段階はできていて、「保つ」段階がまだ手つかずなのかもしれません。
渋谷BASEでの進め方
渋谷BASEは、渋谷駅から徒歩5分のパーソナルジムです。
1回のセッションは60分で、最初に、身体のことや生活のリズムを丁寧に伺います。
そのうえで実際の姿勢と動きを見て、崩れの起点がどこにあるのかを、骨の模型などを使って説明します。
施術でこわばりをゆるめ、整った状態をつくってから、その位置を自分で保つためのトレーニングに進む。
整えることと、保てるようにすることを、1回の時間の中で続けて行うのが特徴です。
体験は60分で6,600円です。
表参道で通いやすい方は、表参道STUDIOでも同じ考え方でお受けしています。
姿勢は、毎日の自分がつくっている
姿勢は、どこかに行けば一度で直るものではありません。
毎日のデスクワーク、歩き方、座り方、そのすべてが、今の姿勢をつくっています。
だからこそ、外から整えてもらう時間と、自分で保てる身体をつくる時間の両方が必要です。
整体に通っても戻ってしまうと感じているなら、次は「保つ」ほうに目を向けてみてください。