じっとしていられないのは、神経が高ぶっているから
貧乏ゆすりや、落ち着きのない小さな動き。
これらが出やすいのは、神経が高ぶっているときです。
ストレスや緊張が続くと、身体をアクセルのように高める交感神経が、優位になります。
身体の中に、使い道のないエネルギーと、緊張が、溜まっていく。
この溜まった緊張を、身体は、どうにか逃がそうとします。
その、無意識の放出が、貧乏ゆすりや、そわそわした動きとして現れる。
つまり、じっとしていられないのは、落ち着きがない性格だから、というより、
身体が、過剰な緊張を、小刻みに発散させているからなのです。
本人は気づいていなくても、身体は、「緊張が溜まりすぎている」と、動きでサインを出している。
常に動いている人は、休むのが下手
ここに、見過ごせないポイントがあります。
常にどこかが動いている人は、たいてい、
身体を、本当の意味で「休める」のが、苦手です。
交感神経が優位な状態が、当たり前になっていると、
ブレーキ役の副交感神経に、うまく切り替えられません。
だから、じっとしていても、身体の中は、落ち着いていない。
座って休んでいるように見えても、神経は高ぶったまま、身体はそわそわしている。
これは、本当の休息とは言えません。
貧乏ゆすりが止まらない人が、
「休んでいるのに疲れが取れない」と感じやすいのは、
身体が、オフのモードに、入りきれていないからです。
落ち着きのなさは、裏を返せば、きちんと緊張を鎮められていない、という状態のサインなのです。
「動かずにいられる」ことが、整っている証拠
逆に、身体が整っている人は、必要のないときに、無駄に動きません。
静かに座っていられる。
力を抜いて、落ち着いていられる。
それは、我慢して動きを抑えているのではなく、緊張が溜まっていないから、動く必要がないのです。
アクセルとブレーキを、きちんと使い分けられる身体は、
高ぶったら鎮まり、必要なときだけ動く。
だから、オフのときは、本当に静かに休める。
「じっとしていられる」ことは、能力です。
そしてそれは、身体が、緊張を適切に処理できている証拠でもあります。
もちろん、適度に身体を動かすこと自体は、良いことです。
問題なのは、自分の意思とは関係なく、緊張が溢れて、止められない動きになっているときです。
B-side GYM の考え方
じっとしていられるのは能力。
抑えても緊張は消えない。動きの奥にある、溜まった緊張のほうに目を向ける。
動きの奥にある、緊張に目を向ける
まとめます。
貧乏ゆすりや、落ち着きのない無意識の動きは、
ただの癖ではなく、溜まった緊張を発散させる、身体のサインのことがあります。
そして、常に動いてしまう人は、緊張を鎮め、本当に休むことが、苦手になっている場合が多い。
だから、その動きを、意志の力で無理に抑えても、根本は変わりません。
抑えても、緊張が溜まっていれば、別の形で出てくるだけです。
大事なのは、動きの奥にある、溜まった緊張そのものに、目を向けること。
高ぶった神経を鎮め、きちんと力を抜ける身体を取り戻すことです。
もし、じっとしていられない、常にどこかが動いている、そして休んでも疲れが取れない、という自覚があるなら。
それは、あなたの身体が、緊張を抱えすぎているサインかもしれません。
一度、その緊張を手放せる身体を、取り戻してみてください。